インプラントの治療では、歯根まで再現し、見た目と機能の両面において、元の自然な状態に近づけます。
歯の美しさが追求されるいま、多くの患者様の注目を集めている治療法です。

インプラントは自分の歯のように噛める第二の歯と言われています

インプラントとは、体内に埋め込む医療機器や材料の総称です。
虫歯や歯周病(歯槽膿漏)によって、また外傷によって歯を失うことがあります。 そのような歯が無い部位の顎の骨にインプラントを埋め、そのインプラントに人工の 歯や義歯を付ける治療方法がインプラント治療です。
インプラント治療は1本の歯がなくなった場合から全部の歯がなくなった場合まで、適 用できる治療方法です。
当院はアルタデント社のカムログインプラントシステムで施術を行っております。

●施術日:毎週金曜日午前 完全個室

インプラント埋入オペ
200,000円〜
被せ物
200,000円〜

●コンピューターガイデッドサージェリーとは?

従来のインプラント治療は歯型からおこした石膏模型や2次元的に撮影されたレントゲン画像を用いてインプラントのサイズや配置を計算し、フリーハンドで埋入を行う場合が多かったため、術者の経験則への依存度が高いものでした。

最新のコンピューターガイデッドサージェリーではCT画像を元に構築した3次元画像上で埋入計画や補綴計画を行います。デジタル処理されたデータから、インプラントの埋入をガイドするテンプレート(ステント)がCADCAMや3Dで作製されるので、計画どおりの精密な埋入を行うことが可能になりました。

これにより神経などの危険領域を侵すリスクを低減し、且つより高度な審美と機能性を兼ね備えた安全・精確なインプラント治療を受けていただくことができます。

CTの断層画像から3次元画像を再構築し、画面上でインプラント埋入のシミュレーションを行います。シミュレーション完了後、インプラント埋入時に使う樹脂製のサージカルガイドをデザインし3Dプリンターなどで作製されます。

オペの際に患者さんの症例ごとに個別に作製されたサージカルガイドを用いながら骨孔形成、インプラント埋入までを行うことで、シミュレーション通りの位置を精確に再現した安全なインプラント埋入が可能になります。

●カムログインプラントシステム
長期にわたる基礎と臨床研究に基づ いて、ドイツで開発されたインプラントシステムです。 ヨーロッパ、アメリカ、アジア各国など世界中で多くの患者さんの口腔 機能の再建に使用されています。

●インプラント治療のメリット
・自分の歯と同じように噛むことができますので、違和感がありませ ん。
・健康な隣の歯を削ったりするような処置が必要ありません。
・見た目も自然で、人前で口元を気にせず食事やおしゃべりを楽しむ ことが可能です。

●こんな方にインプラト治療をおすすめします
・奥の歯が抜けたため、ブリッジができない
・ブリッジにするために、健康な歯を削りたくない
・抜けている歯の数が多く、ブリッジでは支えきれない
・入れ歯に抵抗がある
・事故などの外傷で歯を喪失した

●インプラントについてよくある質問
インプラントを入れる前の不安や質問をまとめました。

Q. 誰でも出来るのでしょうか?

A. 通常年齢的には、成長期が終わってからが対象となります。また健康であれば年齢に特に上限はありません。糖尿病などの全身性の疾患がある場合は状況によって異なりますので、先生にご相談ください。

Q. 治療が終わるまでに、どのくらいの時間がかかりますか?

A. インプラントを骨に埋める処置をしてから、一般的には3か月から6か月待ちます。その後、人工の歯の台になる部分をインプラントに繋ぐ処置をして数週間待ってから最終的な人工の歯が入ることになります。

Q. 自分の歯のように噛めますか?

A. はい。インプラントは顎の骨にしっかり結合し、その上に人工の歯が連結されますので違和感がなく、ほとんど自分の歯に近い感覚がよみがえります。

Q. インプラントの寿命は?

A. インプラントは人体との親和性に優れ、腐食しにくいチタン素材を使用していますが、治療後の清掃(メンテナンス)を怠りますと、天然の歯と同様に歯槽膿漏になり抜け落ちることもあります。また、インプラントの上に装着される人工歯は車のタイヤと同じように擦り減るものですので、ある段階でこの人工歯のみを交換する必要もあります。インプラント治療を受けた方は、特に口の中の衛生状態に気をつけ、定期的に健診を受けることが長持ちさせる秘訣です。

アルタデント社ホームページより引用

インプラントと従来の治療法の違い

前歯部1本欠損の場合
従来の治療

両隣りの健康な歯を削って土台にし
ブリッジで治療します。

前歯部1本欠損の場合
インプラント治療

欠損部にインプラントを埋入し
人工の歯を単独で装着します。

歯が複数本欠損している場合
従来の治療

部分入れ歯になります。 健康な隣の歯に維持のための鉤をかけるため
歯に負担がかかります。

歯が複数本欠損している場合
インプラント治療

必要な本数のインプラントを埋入し、それぞれ単独で治療をするか
インプラント同士を連結したブリッジとします。

すべての歯が無い場合
従来の治療

土台になる歯がないため総入れ歯となります。入れ歯がうまく合わない場合は食べものが噛めない、うまく話せない、外れやすいなどの問題が生じることがあります。

すべての歯が無い場合
インプラント治療

インプラントを土台にして入れ歯を安定させ、動かずしっかりした入れ歯にすることができます。あごの骨の状態によっては、インプラントで1本づつの歯を自然なかたちで再現することも可能です。

治療について

患者様ご自身が受けたい治療に寄り添い、それぞれに合った治療を提供いたします。

なるべく患者様ご自身の歯を残していただくことを大切にしています。麻酔時や削る際の負担を軽減し、歯を美しく長持ちさせるための治療に取り組みます。

適切な治療を行うため、診断の精度を高める設備を整えています。口腔内の状態は患者様にもわかりやすく、正確にお伝えいたします。